シアリスの効果作用と副作用

シアリスは持続時間が非常に長いED治療薬として知られています。
現在、販売されているシアリスは、有効成分であるタダラフィルの含有量によって5mg、10mg、30mgの3種類ですが、30mgのシアリスであれば、その持続時間は36時間にも及びます。
そのため、週末などパートナーとゆっくりと過ごしたいときには金曜日の夕方に服用しておけば、月曜日までは効果が持続することからウィークエンドピルとも呼ばれています。

これだけの持続時間を実現したシアリスの主な成分はタダラフィルです。
その他のED治療薬と同様に、PDE5と呼ばれる酵素の分泌を抑制することで、cGMPという成分の正常な働きを促します。
cGMPには陰茎部を弛緩し、血管を拡張させる作用があることから、正常に働くことで勃起が行われるようになります。
タダラフィルが他のED治療薬に含有されている有効成分と異なるのは、分子構造にあります。
タダラフィルはブロック状の分子構造をしているため、体内に吸収されるまでの時間は長くなるものの、最高血中濃度に到達すると、その状態を長時間維持することができます。

また、シアリスはゆっくりと体内に浸透することから、正しく服用すれば食事の影響を受けにくいことも大きな特徴です。
なお、アルコールについては、それ自体が副作用を引き起こすことはありませんが、神経伝達作用を鈍らせる作用があることから、正常な勃起に影響を与える可能性がありますから少量に抑えておくのが無難です。
シアリスも他のED治療薬同様に血管拡張作用があることから、頭痛やほてり、消化不良、筋肉痛などの副作用を引き起こしますが、その発生率はシアリスを服用した人の3割程度と極めて低いことが確認されています。
ただし、狭心症の治療などに使用される硝酸剤や一酸化窒素供与剤は、シアリスと併用することで重大な健康被害をもたらすことがありますので、飲み合わせることは危険です。

このようにシアリスは持続時間が長く、食事やアルコールの影響を受けにくいED治療薬ですが、その効果を最大限に発揮させ、副作用を極力抑えるには、性交渉の3時間程度前に定められた容量を服用し、次の服用までは24時間空けるといった正しい服用方法を実践することが大切です。

シアリスの副作用と飲む際の注意点

シアリスは服用してから3時間程度で効果が現れ、持続時間は36時間にも及びます。
身体にゆっくりと作用するため、副作用は出にくいと言われています。

頭痛やほてり、消化不良、筋肉痛などの副作用を引き起こしますが、こういった軽度の副作用は身体への影響は少ないです。
そのため、軽度の副作用の場合はそのまま服用を続けても問題ありません。
ですが、症状がひどい場合はすぐ医師に相談しましょう。

重篤な副作用を引き起こす場合があるため服用できない人もいます。
心血管系の病気を持っている人や脳梗塞や心筋梗塞などの既往歴がある人などは服用できません。
他にも服用できない人はいるので、気になることがある人はまず医師の診察を受けましょう。

服用する時は食事やアルコール以外にも飲み合わせに注意が必要です。
シアリスには併用禁忌薬があるため、服用している薬がある人は事前に確認しないといけません。
シアリスの主な成分はタダラフィルで、血圧を下げる作用があるため降圧剤と併用すると立ちくらみなどの症状が起こることがあります。
併用禁忌の血圧の薬には十分気を付けましょう。

薬以外にもグレープフルーツには注意が必要です。
併用するとグレープフルーツに含まれているフラノクマリンという成分によって、シアリスの成分をうまく体外に排出できなくなります。
そうすると、体内にシアリスの成分が多く残ってしまい、シアリスの効果が強くなったり副作用が強くなったりするので良くありません。
そのため、シアリスを服用している間はグレープフルーツやグレープフルーツジュースを摂取するのは避けましょう。

副作用と注意点を理解して正しい服用方法を実践すれば確実にシアリスの効果を得られます。